エリザベススタイル(様式)

エリザベススタイルとは、エリザベス1世の治世(1558-1603)の様式です。

イギリスルネサンスともいえるスタイルで、イタリアルネサンスの潮流がイギリスにおいて
エリザベススタイルとして開花しました。

特徴は、ルネサンスとゴシックが混ざって誕生したチューダースタイルの流れを引き継ぎ、
造形的にはゴシックスタイル、細部はルネサンス的な優雅な装飾が施されたものになります。

重厚なスタイルで、家具は子孫に残す財産と考えられ、豪華なカーヴィング(彫刻)
やピラー(飾り柱)が施されたバルボスレッグ、メロンバルブといわれる球根状の支柱が
エリザベサンのトレードマークともなっています。

この時代には材料に好んでオーク材を使っていたそうです。
古くからオーク材は、家具や船材として重宝されてきました。
堅く重厚で耐久性に優れているので、長く使用したい家具にとっては最適の素材です。
木目が繊細でやさしい表情をしているので、落ち着いた雰囲気の家具に仕上がります。

家具のモチーフにはチューダーアーチ、チューダーローズ、アカンサスなどが使われました。

エリザベス期は、マナーハウス(かつて、ジョージ・キャドバリーとその妻エリザベスの邸宅)
が最も重要な建築となり、社交場として貴族が競って豪奢な邸宅や家具をつくるようになった時代でもあります。

輸入家具、高級家具って奥が深いですね。

 

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トラディショナルスタイル

 

トラディショナルスタイルとは、格調高さはクラシックと同じですが
少しくだけた、ぬくもり感のあるスタイルです。

ヨーロッパのインテリアスタイルのなかでもっとも格調高いのが
クラシックスタイルで、トラディショナルスタイルはそれに比べて少しくだけたものをさしますが、
両方を区分せず、クラシックまたはトラディショナルとする分類もあり、その差はごく少々です。

言葉のイメージでいえば、伝統的な『格調高い』『高級な』『落ち着きのある』
などで、室内はダークな色調が基本です。

天井には高く大きな梁やまわり縁があしらわれ、格調のあるシャンデリアが取り付けられ、
吊り元には装飾もよく見られます。

カーテンはドレープたっぷりのものから、表と裏で違う布を使ったリバーシブルなども。
柄は華やかですが色が重いので可憐というよりは荘重。
プリントものはこのスタイルには使われず、カーテンから壁のクロス、
イスの張り生地まですべてのものになります。
壁面の装飾やインテリアアクセサリーは金が主流です。

室内はダークな色調にして荘重な雰囲気をつくる。
暗めのインテリアにし、部分的な照明でメリハリと華やかさをつくると良いでしょう。

直線より曲線が使われた家具のほうが、手間がかかっているぶん高級感があります。
彫りが入っていればさらに格調高くなります。

桟のある窓にしたり、カーテンに凝ってみると
華やかさと格調高さを演出できます。

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クラシックスタイル

クラシックスタイルとは、フランス、イタリアの宮廷からきたスタイルで、
格調高く重厚ななかに華やかさがあるのがポイントです。

ヨーロッパの住まいのルーツは、古くから宮廷文化が発達したフランスとイタリアにあり、
イギリスもやはり古い歴史をもっています。
そんな時代から受け継がれてきたインテリアが『クラシックスタイル』です。

宮廷名画に描かれているような室内を思えばよく、高い天井にはレリーフか(浮き彫り)
やモールディングなどの装飾が施され、内装は暗めで重厚。
一定の様式をもつ華やかな壁紙やカーテン、彫刻に彩られたアンティークの家具、
鮮やかな金が施されたゴージャスなインテリアアクセササリーなどが代表的です。

折り上げ天井などの特別な内装ではなくても、カーテンや家具がアンティークなど
クラシックなものにすれば、ほぼクラシックスタイルといえます。
彫りや装飾の施された曲線タイプ、ソファーやイスの張り地は折り柄ものが良いでしょう。

カーテンはクラシック表現の大切なアイテムです。
ドレープたっぷりにして上飾りをつけ、窓枠が完全に隠れるようにあしらいます。
上飾りやカーテンの縁にはフリンジを。タッセルは金ふさにします。

ミラー、額縁、ランプ、シャンデリア、フラワーベース、さまざまな小物など、室内のものは
すべて金色や金彩にするのがクラシックスタイルのお約束。
食器は銀器がよく、アンティークのものが最高です。

 

 

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